静岡市で安心のインプラント!手術の時間が長くなる理由を解説

インプラントの本数が多い

インプラント治療は高度な精密さを要求する手術です。一本のインプラントを設置するためには、まず適切な位置と角度で骨に穴を開け、その中にインプラント体を埋め込みます。その際、周辺の神経や血管を損傷しないよう慎重に作業を行わなければなりません。

また、インプラントがしっかりと骨に結合するためには時間が必要です。中には数ヶ月かかるケースもあり、その後もインプラントに人工の歯を取り付ける作業が続きます。各工程がその分だけ増え、それに応じて手術の時間も長くなることを把握しておきましょう。

あごの骨の状態が良くない

インプラント手術はあごの骨に直接インプラントを埋め込むため、骨の量と質が手術の成功に大きく影響します。骨が薄く骨の密度が低い場合はインプラントを直接埋め込めないため、まず骨造成手術が必要です。

骨造成手術は、骨移植材を使用して骨の量を増やす手術で、時間と手間がかかることも珍しくありません。また、骨造成後には新たに形成された骨が安定するまでの待機期間が必要です。患者さんごとに骨の状態や治療の難易度が異なるため、治療を検討している方は、医師に診てもらうことをおすすめします。

全身麻酔が必要なケース

全身麻酔は手術全体を通じて患者さんが痛みを感じず、また手術に対する不安やストレスを最小限に抑えるために使用されます。しかし、全身麻酔の実施や効果の消失にはそれぞれ時間が必要です。さらに全身麻酔中は患者さんの呼吸など、生命維持管理を医療スタッフが行う必要もあります。

また、全身麻酔を使用する場合は通常よりも手術が複雑で、より精密な作業が必要となるケースが少なくありません。そのため、手術そのものの時間が長くなる可能性があることも把握しておきましょう。

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