静岡市で人気のインプラント!手術が受けられないケースとは?

あごの骨が少なくて弱い

あごの骨が少なくて弱い場合、インプラント治療が難しくなるケースがあります。その理由は、インプラントの成功と安定性が骨の量と質に大きく依存するからです。インプラントは、あごの骨に直接埋め込まれ、骨と結合することで歯根の役割を果たします。骨に十分な量と強度がない場合、インプラントが適切に固定されず、咬合力に耐えられません。

また骨の量が不足していると、手術中に骨を損傷するリスクが高まります。あごの骨が少なくて弱い患者さんは、骨造成手術などの補助治療を検討するか、インプラント治療以外の手段も視野に入れておきましょう。

基礎疾患を持っている

基礎疾患を持っている患者さんは、インプラント治療が受けられないケースがあります。基礎疾患が術後の回復やインプラントの成功率に影響を及ぼす可能性があるためです。

例えば、糖尿病患者さんの場合、血糖コントロールが不十分だと、術後の傷の治癒が遅れたり感染症のリスクが高まったりします。さらに、悪化した糖尿病は血管障害や神経障害を引き起こし、インプラントの骨結合に影響を及ぼすかもしれません。状態によっては手術を受けられることもあるので、まずは医師に診てもらうと良いでしょう。

重度の虫歯や歯周病がある

重度の虫歯や歯周病がある患者さんは、インプラント治療が受けられない場合があります。これは、虫歯が口腔内の細菌感染や炎症を引き起こし、インプラント治療の安定性に悪影響を及ぼす可能性があるためです。

重度の虫歯は、歯内炎や根尖周囲炎などの細菌感染源となり、インプラント周囲に感染が広がるリスクがあります。感染が拡大すると、インプラントの骨結合が悪化し、治療失敗につながる可能性も考慮しなければなりません。インプラント治療を行う前は、重度の虫歯や歯周病の治療が必要です。口腔内状態を詳細に評価してもらい、最適な治療計画を立ててもらいましょう。

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